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切っても切り離せない、奈良漬と日本酒の関係

寒い寒いと言い続けていた日々が過ぎ、桜の季節も終わろうとしています。
お店の近くにあるモミジは、かなり古い木なんですが、
今年も赤ちゃんモミジから、柔らかい新芽のチビモミジに育ち、
あっという間にお兄さん・お姉さんモミジに成長します。
今年も桜はキレイに咲き、もみじも成長。
そんな自然が目の前にあることに改めて幸せを感じる今日この頃です。

 

さて、本日は前回ブログの続き!
>>>奈良漬ってそもそもなぁに?

 

奈良漬って、お酒の味がしますよね。
だから、大好きと苦手がはっきりわかれる食べ物でもあるのですが、
どうしてお酒の味がするのでしょうか。
そこには、はるか昔の人々が食べ物を何一つ無駄にせず、
保存をできるようにして美味しく食べようという
ココロが存在すると考えます。

現代の言葉で置き換えて表現すると、SDGs・アップサイクル。
こういった言葉が存在しなくても、
「発酵」は微生物のチカラとその土地の風土気候を活かして
日本だけではなく、世界の各地で大切にされてきたあたたかい文化なのです。
*アップサイクル
今あるものを利用して別の用途のものに作り替え、付加価値を与えること。

 

と、結論から先にお伝えしましたが
まず日本酒!奈良のお寺がつくる日本酒が美味しいよ~と有名になったのは
室町時代に遡ります。これを2枚の画像で解説。

 

>>>くわしくはこちら

 

奈良市と天理市の間にある
正暦寺(しょうりゃくじ)というお寺で
醸されたお酒がおいしい!と有名になります。
清酒の歴史は実は定かではないのですが、
稲作が伝わったとされる紀元前縄文時代から弥生時代には、
酒づくりもはじまっていたとも言われています。
なんと、この正暦寺は「清酒発祥の地」とも呼ばれていて、
紅葉が美しい場所なんです。

この正暦寺で作られるお酒は、なんと!
当時の最先端のつくりが生み出されます。
それが、三回に分けて仕込む方法「三段仕込み」
もろみを越して清酒と酒粕に分ける「諸白(もろはく)づくり
加熱殺菌をする「火入れ殺菌」という技術が生み出されます。

 

ここで奈良漬のポイントとなってくるのが「諸伯づくり」で出てくる「酒粕」。
その酒粕を奈良の人は決して無駄にしなかったのです。
お酒の視点では酒粕は副産物であり、
捨ててしまうものかもしれませんが、
その酒粕を再利用して、お漬物にしてみたことがキッカケで
新しい価値を生み出し、いつの日か奈良の地の名物となり「奈良漬」と呼ばれるようになりました。

 

この近年、何もかも便利になっていく時代とともに
問題になってきたことが多いもの事実。
その便利に恩恵を受け、避けて通ることも難しいわけですから
それが悪だと善だとかそういった理論ではなく
弊社や私ができることはほんの小さな範囲かもしれませんが
地球にやさしいことをチョイスして、コツコツと積み重ねていきますね。

 

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