東大寺南大門前の老舗奈良漬店
商品について
みりん粕、砂糖、甘味料等を一切使用せず酒粕だけで漬け込みました。酒精分の効いた本格的な奈良漬をお召し上がりください。
直接栽培及び契約栽培による野菜、果実、吟味された酒粕と天然塩のみを豊富に使用しております。「手間」という技法と「隙」という時間で丹念に漬け込まれた酒精のきいた弊舗の「奈良漬」は、甘味料、砂糖、添加物等を一切使用しておりません。
奈良でも本格的な奈良漬は、風味といい、漬物の中の王座をしめる贅沢な漬物です。奈良漬の材料は、いわゆる「酒粕」「塩」のほか「白瓜」が主なものでしたが現在では、弊舗で扱う種類も多くなり、 なす、きゅうり、すいか、すもも、しょうが、ひょうたん、はやと瓜、セロリ、大根、人参、など多種にわたっています。
Chopped NARADUKE
洗わずそのままお召し上がり下さい。きざみ奈良漬が入った壷は、「丹波立杭焼」で、壷には裏側上部に穴が空いており、花を生けて吊り下げることができます。また、そのまま机上においてペン立てなんて、いかがでしょうか。
*写真はきざみ奈良漬(230g壷入り)です
Seasonal Product
四季を通じて定番の野菜のほか、夏場は新漬瓜、冬は大根などその季節においしい奈良漬を提供いたします。*写真は新漬瓜です
YAMATO SANJAKU
弊舗では、漬物用として古くから作られていた「大和三尺(やまとさんじゃく)」を漬物用として復活栽培しました。
また、数年かけて漬け込み方法を試み、塩の量、塩漬の期間、下漬から本漬に至るまでの製造工程が「大和三尺」の特徴を最大限に生かした製品と自負しています。
「大和三尺」は奈良の特産品で名前の通り40〜50cmの長さにまで成長します。果肉は緻密で歯切れよく、種も少ない漬物胡瓜の代名詞にもなっている品種で、戦前までは多く栽培されていましたが、「収穫量が少ない」「長尺のため流通時の箱詰が不便」「まっすぐ長く成長させるのが難しい」等の理由から栽培がほとんど行われなくなりました。
現在栽培されている漬物用胡瓜は病害虫に強く収穫量も多い「朝風」や「四葉(すうよ)」。「シャキッ」とした軽い歯ざわりが特徴ですが、それに比べ「大和三尺」は、「コリッ」としっかりした歯切れが特徴です。
*2006年12月22日 「大和三尺」 きゅうりが 奈良県の伝統 「大和野菜」 に認定されました。
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