HOME > 発酵の歴史 > 【第4回】奈良漬と農家さん
奈良漬を作るには漬ける野菜が不可欠。
森奈良漬店では奈良県内や近郊の農家さんたちから野菜を仕入れています。
今回はその農家さんの1人で、葛城市兵家・竹内地区で
野菜の生産・販売を行っている永座農園の永座孝泰代表にお話を伺いました!
左から永座さん、森奈良漬店 森麻理子さん(5代目)と森茂さん(4代目)
葛城・岩橋山麓に位置する永座農園では、
永座さんが長年培ってきた経験と積み重ねてきた研究データをもとに、
土づくりからこだわった循環型農法で
多品目の野菜を生産している。

永座さんと森さんが出会うきっかけは?

大和三尺きゅうり/撮影:辰巳利之

森(茂)・永座さんはラリーノというミニきゅうりを栽培されていて、6年前にそのきゅうりを奈良漬にしてみませんかとお誘いしたのがきっかけです。

永・僕は森さんの『奈良県で栽培された野菜で奈良漬を作りたい』という強い気持ち、その考えに共感して誘いを受けることにしました。

森(麻)・現在は大和三尺きゅうりと関白大根、そして隼人瓜を作ってもらっています。

苦労したことなどはありますか?

永・初めて大和三尺きゅうりを栽培することになったのですが、本格的な生産者がいないので、知識を得るためにネットを利用したり、文献を読んだりしました。また大根についても栽培してみないとわからないことだらけでした。農業歴は27年になりますが、収穫は1年に一度しかありませんから集めたデータや研究通りにならないことも多々あります。

森(麻)・永座さんは本当に研究熱心な人ですよ。栽培したことがないものでも一から研究して、私たちの注文した大きさ・形になるよう計算して作ってくれます。そういうところが信頼できますよね。こうした農家さんたちの努力があって、私たちの思い描く「奈良県で栽培された野菜で奈良漬を作る」という理想を実現できているので、とても感謝しています。

昨年は大変だったと聞きました

森(茂)・昨年は秋が極端に暑くなったり、寒くなったりしたものですから、関白大根が丸々として、形が悪くなってしまったんです。

永・隼人瓜は、1株から500~1000個も収穫できる野菜で、とても魅力的な野菜なのですが、モグラに株を食べられてしまい、全く収穫できなかったのです。収穫しやすいように棚も作り、楽しみにしていたのですが…。

できた奈良漬は 召し上がりましたか?

永・さすがは老舗の奈良漬店で、とてもおいしいです。最近ではお酒のアテに奈良漬を食べています。年齢を重ねるごとに、より奈良漬の魅力がわかってきたというか…。昔、祖母が奈良漬を作っていたことを思い出します。

森(麻)・いくら奈良漬のお店といってもおばあちゃんが作る愛情のこもった家庭の味には勝てないです(笑)。

永座農園 永座孝泰さん

奈良の野菜を奈良の地で育てることで、その野菜の本来の風味が出てくるものと考えています。
大和の地で昔から栽培されていた野菜たちが、伝統ある奈良漬に仕上がっていく楽しみを栽培の糧として励んで参ります。

【販売店】
大手スーパーマーケット、消費者団体など
【主な栽培品目】
トマト、キュウリ、ナス、キャベツ、ダイコン、ブロッコリー、トウモロコシなど

森奈良漬店
4代目店主 森茂さん

森奈良漬店
5代目店主 森麻理子さん

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