私自身が試して、本当にイイ！と体感しているものだけを
ヘルスケアコラム形式で、ブログでご紹介します。

食べる食材（お肉、お魚、お野菜、お米・・・）は、生産地や生産者さん、食材のストーリーを知ることのできるもの、鮮度や旬などを意識していただくようにしています。
というのも、食べたもの100%でココロもカラダも作られていると思っているから。

今日は、私の大好きな牛肉のおはなし。

大好きな牛肉を極める（？）にあたり、
・グラスフェッドビーフ（牧草飼育牛）…茎や葉など繊維メイン
・グレインフェッドビーフ（穀物飼育牛）…実や穂などでんぷん質メイン
牛の食べたものによって分別された2種類の牛肉が存在することを知りました。

その過程の中で、グラスフェッドビーフ（牧草飼育牛）の栄養素が素晴らしすぎることも知りました。
牛肉なのに、DHAやEPA青魚に含まれる、オメガ3脂肪酸が豊富。（これは、驚き！）
オメガ3脂肪酸には、血液サラサラ効果ほか、抗炎症作用、カラダの健康を維持する効能があります。
そのほか、亜鉛、ビタミン、共役リノール酸（CLA）、タウリン。
特筆すべきは、オメガ6脂肪酸に分類される、共役リノール酸（CLA）。
オメガ6系は摂りすぎ注意ですが、体脂肪増加の抑制、コレステロール値の低下に効果があります。

摂取する脂質（油）の種類が、オメガ6系・オメガ3系、どっちがいい・悪いという話題ではなく、摂るバランスがとっても大切。
＊脂質（油）のタイプは、超マニアックな話題になるので、また改めて。

そんな栄養満点のグラスフェッドビーフ（牧草飼育牛）の、日本国内産のものを探していたのですが、どこを探しても見当たらない・・・
行き詰っていたところ、ご縁をいただき、オーガニックレストラン PAS A PAS松田シェフから、正真正銘の日本国内産グラスフェッドビーフ・北里八雲牛の中でも、有機畜産JAS認証を受けている北里八雲牛という貴重なレストラン素材をシェアいただきました。

—-【北里八雲牛とは】—
北里大学獣医学部附属フィールドサイエンスセンター・八雲牧場で育てられた北里八雲牛は、繁殖から肥育まで一貫して行われています。
牛たちは、地元の牧草100%をモグモグ食べながら、広大な八雲牧場でのんびり暮らし育ちます。そして、その排せつ物をたい肥にして牧場に還元するという、まさに自然循環のプロセス！
驚くべきことに、国内の飼料自給率が25～27%といわれているので、
飼料自給率100%かつ地元牧草100%達成しているって、すごいの一言。
北里八雲牛のなかでも、有機畜産JAS認証の牛肉は、
さらに希少価値が高く、年間60頭ほどしか出荷されないという幻の食材です。

そりゃ、探しても見つからないわ・・・と、思わず納得。

そんな、有機畜産JAS認証を受けた北里八雲牛を使った、ある日のお昼ご飯♪

新鮮サラダと、北里八雲牛のしゃぶしゃぶを無添加ポン酢で。
リモートで集中力が必要だったので、ここぞという時にチョイス！
ほんとうにいただくだけでエネルギーがあふれ、幸せになれるような存在です。

ポイントは低温調理！
グラスフェッドビーフは、赤身過ぎて苦手・・・と仰る方もいらっしゃいますが、事前に常温に戻してあげることと、過熱の仕方で全然違います！

食べることは、健康な毎日を過ごすための身近な営み。
いただきます・ごちそうさまという他の国にはない、美しい言葉が存在する日本。

値段が高い＝よい食材であるとは決して限らない。
その食材が持つストーリーを五感で感じることの素晴らしさ。
食をチョイスする知識と食選力を磨き、お伝えできたらいいなぁと改めて感じています。

北里八雲牛にご興味のある方は、是非！PAS A PAS松田シェフ
インスタグラムDMからお問い合わせください。
インスタグラムを利用されていない方は、弊舗のお問い合わせフォームを通じて
「ブログの北里八雲牛について」とご入力をいただき、送信くださいませ。
折り返し、松田シェフのご連絡先をおしらせいたします。

◆PAS A PAS 松田シェフ
インスタグラム：https://www.instagram.com/organic_pas_a_pas/

森奈良漬店　5代目・森　麻理子